介護職員初任者研修とは?

介護職員初任者研修は、訪問介護の仕事において身体介護をするのに必要な資格です。認定施設で講習を受けた後、試験に合格すると取得できます。国家試験のように難易度が高いわけでなく、合格率は90%以上です。習ったことを覚えていれば合格できます。

介護職員初任者研修の資格が有利に働く職場

女性

介護職員初任者研修の資格を取得して得られるメリットとは?

介護職員初任者研修の資格を取得するメリットは、資格手当が付き給料がアップすることです。給料アップは、仕事のモチベーションアップにもつながります。仕事の幅も広がるので、就職や転職で良い条件の職場を見つけやすくなるでしょう。また、資格を取得すると介護の知識やスキルを身につけられるため、自信を持って働けるようになるのもメリットです。

介護職員初任者研修と介護福祉士実務者研修の違い

介護職員初任者研修には修了試験がある

介護職員初任者研修は研修を修了した後の修了試験に合格しなければ取得できませんが、介護福祉士実務者研修は修了試験を受ける必要はなく、研修を修了すると資格を取得することができます。

介護福祉士実務者研修は受講時間が長い

介護職員初任者研修の受講時間は9科目130時間ですが、介護福祉士実務者研修の受講時間は20科目450時間です。実務者研修のほうが受講科目が11科目多く、受講時間は320時間長くなります。

介護職員初任者研修の受験資格

介護職員初任者研修の受験資格は、特に定められていません。年齢や性別、国籍などに関わらず、誰でも受けることができます。ただし、日本語で研修を受けるため、外国人が受講する場合は内容が理解できるレベルの日本語能力が必要になります。

介護職員初任者研修を持っていると有利な職場

おばあちゃん

知識やスキルが活かせる特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームは、要介護度3以上の人が入居している老人ホームで、介護士は食事や排せつ、入浴など様々な生活・身体介助を行います。24時間体制で介護するため、二交代制や三交代制などシフト制の勤務形態となります。夜勤もあるので、ガッツリ稼ぎたい人に向いている職場です。

勤務日を自由に選びやすい訪問介護

訪問介護は介護が必要な人の家に訪れ、買い物や掃除、調理などの生活介助やトイレやお風呂など身体介助を行います。週2、3回など自分の好きなペースで働けるのが特徴で、子育て中の人やプライベートを充実させたい人に向いている職場です。介護職員初任者研修の資格がないと行えません。

日勤のみで働きやすいデイケア

デイケアは日中に施設に訪れるお年寄りに、生活・身体介助を行います。そのほかにも、利用者の送迎やレクリエーションの企画やセッティングも行います。基本的に夜間は閉まっているので、夜勤はありません。子育て中の人や夜勤を避けたい人に向いています。

広告募集中